GJPWN ストーリー
当会について
「働く」ということは、自分にとって常に大きなテーマでした。この場での「働く」とは、企業内でのキャリアアップに限らず、自分の持つ能力や強味を生かして活動することで企業や社会に貢献することを意味しています。そうすることで、自己成長を実感し、充実した生活がおくることができると思っています。そして誰もがその力を持っていると確信しています。
しかし、現実は理想と異なることがあります。様々な理由からとりあえず就職先を探す人や海外で学位を取得し、能力があるにも関わらず、納得できる就職先を見つけるのに苦労している女性たちもいます。外国で仕事をする場合、その国の人達と同等に働くことができる能力を持ち合わせているもしくは逆に現地の方が持ち合わせていない能力を持っていることが必要であり、自国で就職するよりもチャレンジングであることが大いにあります。自己の能力のみでなく、タイミングや人脈といったものも大いに関係してきます。働きたいから働く、好きなこと・特技を仕事にすることができれば理想ですが、現実はそうではないことも多いです。
一方で、海外にいても自分の強みを見出し遣り甲斐のある仕事をする方、持ち前のスキルを発揮し独立起業をする方もいます。前向きでエネルギッシュな彼女達に勇気をもらいつつ、このような多様な女性たちを繋げられたら素晴らしいコミュニティー・学びの場ができると感じました。
2014年、こういった思いから当会がスタートしました。
当会では、多様な環境にある働く・働きたい女性を繋げ、一人一人が豊かな人生を送れることをサポートすること目指しています。
一人では達成できないように見えるビジョン、乗り越えることが困難にみえる課題・悩みなど、共有できる仲間がいれば前向きに取り組む勇気が湧きます。
海外に在住していることから、何となく社会に出て働くことを諦めてしまっている場合でも、似た環境にある仲間と出会い、刺激を受けることで新しいアイデアが生まれたり、自分ではリソースとして認識していなかった能力や経験を見つけることができるかもしれません。当会は学びの場であり、自己実現をサポートする場でありたいと思います。
GJPWN代表 江塚照美
江塚照美 プロファイル
日独の大学で学び、フランクフルトでBIG4のひとつに就職。その後、スペインでMBA(経営学修士)を取得し、日本の外資系企業とドイツの日系企業、双方で就業経験があり。仕事と子育ての両立をしながら、ボランティアで当会を運営。
ポジティブ心理学実践インストラクター、NLP プラクティショナー。
上級心理カウンセラー。
好奇心が原動力
2002年に渡英して以来、私は常に仕事を中心に生活してきました。日系企業に現地採用員として働く私は、常に日本の組織と欧州組織の間でお互いの立場を伝えあい理解しあい、より良いプロジェクト、製品ができるよう努力してきました。欧州にいる日本人として自分はどう役に立てるのか、そうして一生懸命働いている先に見えてくる違う景色を追いかけることで今の立場を見出してきました。そしてその時々でいろいろな人との縁に恵まれ、幸いなことにその機会をチャンスとして実現できる環境にも恵まれてきました。
そういう中で友人である江塚さんが立ち上げたこの会に参加し、改めてそれぞれの立場でいろいろな思いをしながら頑張っている多くの方々と話をし、経験をシェアする場に恵まれました。同じようにドイツで頑張っている女性の方々とお話しをすることは文字通り私の励みとなり、多くの刺激を受けています。
今私たちは目に見えない環境の変化の中で、今までの働き方や生活の仕方を変えていかざるを得ない中にあります。この状況をどうとらえ、どう過ごしていけばいいのか、このGJPWNもどうあるべきかということを江塚さんと話していく中で、私はメンバーとして、私の得意分野であるITテクノロジーを大いに活かし、この状況を、もっと多くの方々と出会うことのできるチャンスにできるのではないかと考え、立ち上げに参画しました。
このホームページははまだ立ち上がったばかりですが、これから同じ海外で頑張るもっと多くの方々とお話しし、学びあえるプラットフォームとして皆さんと一緒に内容を充実させていくことができたらと思っています。
皆さんとお話しできることを楽しみにしています。
GJPWNメンバー 久保田 千誉